悲しみの中のたん吸引機

吸引機の定義を調べると、人間の体の中の血液、分泌液、浸出液を取り除くための機器ということになっています。

私には、今まで、自分の周りに存在した吸引機が3つあります。
私の記憶の中で、一番古いものは、たん吸引機です。
そして、このたん吸引機は、悲しい思い出と共に記憶の中にあります。

胃がんの手術を受けた母が3年以内にまた、癌が再発して、摘出手術を行った後、危篤状態となるちょっと前に、新米の看護婦さんが、たん吸引機を上手に使えず、意識を失っている私の母の呼吸が止まりそうになったことがありました。

その時、一緒に付き添っていた、違う病院のベテラン看護婦だった叔母が、新米看護婦を突き飛ばすように吸引機を「貸しなさい!」と言って、奪い、母のたんを取り除き、母が呼吸できるようになったのです。

いつも声を荒げたことなんかない叔母がちょっと、怖いような声で怒鳴って、たん吸引機を器用に使う姿をみて、私は、叔母さんすごい!と思ったものです。

叔母のプロフェッショナルな、たん吸引機さばきのかいもなく、母はその後、数日で帰らぬ人となるのですが、母が本当に、この世から、去って行く日、看護婦さんだった叔母が、隣で付き添っていたので、母も心強かったのではないかと思います。

新米看護婦さんは、もっと元気な患者さんで練習して+1 !

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